ド素人夫婦、最近道具を使う事を覚えたってよ

愛用アイテム
100円と侮るなかれ。これ一本あるだけでお世話の快適さが変わりました。

「10年後に庭を広大なラベンダー畑にして、そこで育った花で色々作って楽しむ」という、無謀だけどワクワクする計画をぶち上げた私たちド素人夫婦。 最近は朝5時頃に庭へ出て、すのこの上のラベンダー達にご挨拶し、ちょっとしたお世話をするのが毎日の楽しい日課になっています。

相棒たち

ラベンダー栽培を始めるにあたって、ネットや本を調べると「あれを買え、これを揃えろ」と専門的なガーデニンググッズがたくさん紹介されていますよね。 でも、基本は陰キャでめんどくさがり、そして何より「最初から高い道具を揃えて、もしうまく育てられなかったらもったいない!」と、できるだけ予算を抑えたい私たち(笑)。

妻は元々お花を植えたりしていたので、家には以前から使っている園芸道具がいくつかありました。 「とりあえず、家にある道具と、100均で最低限のものだけ買えばいけるっしょ!」 とタカをくくってスタートしたわけですが……。

いざ真面目にラベンダーと向き合い始めると、「たとえ100均でも、ちゃんと『用途に合った道具』を使うとお世話の楽しさも、植物の育ち方も全然違う!」という事実に気づいてしまいました。 まさに最近になって、ド素人夫婦はようやく「園芸道具を使う事」を覚えたわけです。

今回は、私たちのようなラベンダー栽培初心者に向けて、「ド素人がお金をかけずに揃えた、毎日使っているアイテムたち」と、まだ使っていないけれど「将来のラベンダー畑計画に向けて、これから本格的に狙っている道具リスト」を備忘録としてまとめてみました!

「ラベンダーを育ててみたいけど、最初から高い道具を買うのはちょっとハードルが高い……」と迷っている方の参考になれば嬉しいです。

お金をかけずに工夫!ド素人が最初に使った等身大のアイテム

現在進行形で私たち夫婦が毎朝愛用しているアイテムたちです。「新しく買った高価な専用品」なんて一つもありません。家にあったものと100均グッズだけで、今のところ十分に間に合っています!

① 新入りはダイソー!100均の「剪定バサミ」の切れ味

100円と侮るなかれ。これ一本あるだけでお世話の快適さが変わりました。

今回、ラベンダー栽培のために私たちが「新しく買った唯一の道具」が、ダイソー(100円ショップ)の剪定(せんてい)バサミです。

ラベンダーを育てる上で、株を大きくするために伸びてきた花穂を切るピンチ(摘心)や、お花の収穫など、ハサミの出番は滅茶苦茶多いです。 最初は「そのへんにある紙を切る文房具のハサミでいいじゃん」と思っていたのですが、それだと茎が逃げてしまってうまく切れず、茎の断面が押し潰されてギザギザになってしまいます。 花屋さんに聞いたところ、茎の断面が潰れると、人間でいう「傷口がぐじゅぐじゅになった状態」になり、そこから雑菌が入りやすくなって植物が弱る原因になるのだとか。

細かいギザギザがポイント

そこでダイソーに走り、園芸用コーナーにあった剪定バサミを買ってみたのですが……これが大正解でした。 たった100円なのに、普通のハサミとは刃の構造が違うため、力もいらずに「スパッ!」と綺麗な断面で切れるんです。植物へのダメージも最小限に抑えられますし、何より切っていて気持ちがいい。高い道具じゃなくても、「専用の形をした道具」の良さを思い知りました。

② スリット鉢と、家にあった「普通のじょうろ」

家にあったじょうろ。このじょうろのシャワーが、ラベンダーの根元に優しく届きます。

毎朝の日課である水やりに欠かせないのが、じょうろです。 「コップとかホースの直出しで水をかければいいじゃん」と思っていた時期もありましたが、それだと水圧で鉢の中の土がえぐれてしまい、大切な根っこがむき出しになってしまいます。

ラベンダーの水やりは、「土の中までしっかり乾いたのを確認してから、鉢底から水が流れるくらいたっぷりあげる」というメリハリが基本。 じょうろの先(ハス口)から出るふんわりとしたシャワー状の水流なら、土をえぐることなく、鉢の隅々まで均一にたっぷりと水を含ませることができます。

そして、その水を受け止めるのが「スリット鉢」です。 鉢の底や側面に縦の切れ込みが入っているプラスチック鉢で、普通の鉢よりも水はけと風通しが良いのが特徴です。 高温多湿がニガテなラベンダーにとって、「優しいじょうろの水流」と「水はけの良いスリット鉢」の組み合わせは、根腐れを防ぐための理にかなったセットになっています。

③ 土いじりの相棒「ブリキのバケツ」と「ミニスコップ」

土を混ぜたり鉢に入れたりする作業で活躍するアイテム。

買ってきたスリット鉢に新しく土を入れたりする時に使っているのが、家にあった「ブリキのバケツ」と「ミニスコップ」です。

実はこのブリキのバケツ、妻の古い園芸道具ではありません。私が以前「バーベキューをする時に何かに使えるかも」と思って買ったものの、数年以上一度も使われずに放置されていた代物です(笑)。今回、ラベンダーの土作りの際にサイズ感がちょうどいいことに気づき、ようやく表舞台に登場することができました。

ただ土を入れておくためではなく、「土の計量」に大活躍しています。ラベンダーに合うように土を作る際、目分量ではなくこのバケツを使って必要な分の土をしっかり量ることで、初心者でも迷わず作業ができました。

そして、その計量してしっかり混ぜ合わせた土を、スリット鉢に入れる時に使うのが「ミニスコップ」です。大きなスコップよりも小回りが利いて、鉢の隙間に土を丁寧に流し込むのにちょうどいいサイズなんですよね。

数年放置されていたバケツで土を量って混ぜ、スコップで鉢に入れていく一連の作業をしていると、「俺、いま本格的に園芸やってるわ~!」という謎の満足感とテンションのアップに繋がります(笑)。初心者にとって、家にあるものを自分なりに見立てて活用し、気分を上げるのって、モチベーション維持のために結構大事ですよね。

10年後の畑計画に向けて!これから揃えたい「狙っている道具リスト」

今はまだ、家にある道具と100均グッズで鉢植えのお世話を楽しんでいるささやかな状態です。 しかし、私たちの目標はあくまで「10年後に庭を広大なラベンダー畑にする!」ということ。

ここからは、現時点ではまだ使っていないけれど、これから本格的に畑を切り拓き、株を増やしていくために「次に揃えたい!」と目星をつけている道具リストです。

① 土壌水分計・酸度(pH)計:理詰めのお世話に必要なガジェット

今はスリット鉢で育てているので、毎朝「鉢をヒョイッと持ち上げて軽くなっているか」を手で確認して水やりのタイミングを図っています。 でも、将来的に地面(畑)に直接植え付けることになったら、まさか畑の土を持ち上げるわけにはいきませんよね。

さらに、日本の土は降る雨の影響で自然と「酸性」に傾きやすいのですが、ラベンダーは酸性の土が大嫌いで、「弱アルカリ性〜中性」の土を好むというこだわりがあります。

そこで狙っているのが、土に刺すだけで「水分量」や「土の酸度(pH)」を数値や針で測定してくれる測定メーター(土壌計)です! 勘や感覚に頼るのではなく、目に見える数値で理詰めの管理ができるガジェット。陰キャでマニアックな私たち夫婦の心をくすぐる、畑作りに向けて次に買いたいアイテムです。

② 挿し木用アイテム(育苗ポット・発根促進剤):苗を増やす方法

ラベンダー畑を作るためにはたくさんの苗が必要ですが、お店で全部買っていたら予算がいくらあっても足りません。 そこで勉強して知ったのが、ラベンダーの枝を切って土に挿し、新しい根を出させて苗を増やす「挿し木(さしき)」の技術です。

この増殖計画をスタートするために、以下のアイテムを準備しようと考えています。

挿し木用の小さな育苗ポット(セルトレー)

・切り口に塗って根っこの成長を助ける「発根促進剤」

・肥料分の入っていない挿し木専用の土

このセットさえ揃えれば、今いるグロッソたちの分身を、自分たちの手で増やしていくことができます。10年計画のスピードを加速させるための、重要な投資アイテムです。

③ 防草シートと固定ピン:視察先で実感した雑草の厄介さ

先日、視察に行ったラベンダー公園で実感したことがあります。 それは、「ラベンダー栽培は、雑草との戦いである」ということです。

将来作ろうとしているラベンダー畑の周りに雑草が生い茂ってしまうと、雑草が壁になって風通しが悪くなり、ラベンダーの足元が蒸れて夏場に枯れ込んでしまうのだそうです。 かといって、夏の暑い盛りに広い庭を毎日手作業で草むしりするなんて、面倒くさがりの私たちには不可能です。

だからこそ、畑を作るときは最初から、ラベンダーを植える周りの地面に光を遮断する「防草シート」を敷き詰め、専用のピンでしっかりと固定する計画を立てています。ラクに植物を守るためのアイテムですね。

まとめ:道具を使うと「面倒なお世話」が「毎日の楽しみ」に変わる!

今まで「植物育てるのに専用の道具なんている〜?」と斜に構えていた私ですが、家にある道具を引っぱり出し、100円のハサミを導入しただけでも、その使い勝手の良さにすっかり魅了されてしまいました。

用途に合った道具を使うということは、単に作業が楽になるだけではありません。 「植物へのストレスやダメージを減らし、私たちが楽しく、うきうきした気持ちでお世話を続けられるようにすること」なんですね。

今回は私たちが使っている「お金をかけていないアイテム」と、これから本格的に揃える予定の「狙っているアイテム」をご紹介しました。 これから土壌計や挿し木グッズなどを実際に購入したら、またこのブログで「使ってみてどうだったか?」をありのままにレビューしていきたいと思います!

ド素人夫婦が不器用に道具を使いこなしながら、10年後のラベンダー畑に向かって進んでいく記録。 これからもぜひ、ニヤニヤしながら見守っていただけると嬉しいです!

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