まず初めに、このたびの熊本地震により被害を受けられた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。 不安な日々を過ごされている方も多くいらっしゃると思います。皆様の安全と、一日も早い復旧、そして平穏な日常が戻ることを夫婦一同、心よりお祈り申し上げます。
皆さん、こんにちは。 「10年後に庭を広大なラベンダー畑にして、そこで育った花で色々作って楽しむ」という計画を進めているド素人夫婦です。
8月も後半に入り、連日のように厳しい暑さが続いています。 毎朝5時に起きて庭へ出て、すのこの上に並べた5鉢のラベンダー達にご挨拶をするのが、すっかり私たちの楽しい日課として定着しました。
家にあったじょうろで水をあげながら、「今日も暑くなりそうだなあ」「葉っぱの調子はどうかな」と、一つひとつの鉢をじっくり観察しています。
そんな毎日のささやかなお世話の中で、ふと過去の写真や動画を見返す機会がありました。 今回は、我が家にやってきたばかりの頃のラベンダーと、8月半ば現在のラベンダーを比較した「成長の記録」について、動画を交えながら備忘録としてまとめてみたいと思います。
これからラベンダー栽培を始めてみようかなと思っている方の参考になれば嬉しいです。
成長のビフォーアフター動画を公開!
我が家にお迎えしてからというもの、毎日欠かさず様子を見守ってきたラベンダー。 まずは短い動画を作ってみましたので、ご覧ください。
動画:ド素人夫婦、10年かけてラベンダー畑作るってよ 5日目
動画を見ていただくと分かる通り、我が家に来たばかりの頃と現在(8月半ば)を比べると、「葉っぱがずいぶん増えて、しっかりしてきたな」と確かな成長を感じられます。土が丸見えだった頃に比べると、着実にボリュームアップしてくれました。
「毎日見てると気づかないけど」の本当の意味
動画の後半で、あえて「毎日見てると気づかないけど」という言葉を二度繰り返して入れました。 これは、動画を作っている時に私たちが感じた本音です。
毎朝5時に起きて、じょうろで水をあげて、葉っぱの様子を見て……と毎日顔を合わせていると、人間の目はわずかな違いしか認識できません。だから、自分たちの中では「少しずつ育ってるな」くらいの感覚だったんです。
でも、こうして数ヶ月前の姿とパッと並べて比較してみると、しっかりと葉っぱを増やして成長していることが分かります。 毎日見ているからこそ気づけなかった植物の成長具合を、動画を編集しながら夫婦で再確認できました。
写真で振り返る、我が家のグロッソ成長記録
動画でお見せした成長の過程を、改めて写真とともに振り返ってみたいと思います。
【お迎え当初】細くて小さかった苗

私たちが選んだのは、ラバンディン系の「グロッソ」という品種です。 我が家にやってきた当初は、まだ背丈も低く、茎も細い状態でした。スリット鉢の真ん中にちょこんと植えられていて、周りの土が見える状態です。 「本当にこれが、あのドーム状の大きな株になるのかな」と、少し不安になったのを覚えています。
【7月半ば】スリット鉢に馴染んできた頃

1ヶ月ほど前の、7月半ばの様子です。 (※この頃、1株だけ根元が茶色くなる「木質化」の現象があって夫婦でヒヤヒヤしていましたが、それについては7日目のブログに書いています。)
この頃になると、新しい環境や、私たちが作った土にもすっかり馴染んでくれたようです。 バーベキュー用に買って数年放置されていたブリキのバケツを使って土を計量し、ミニスコップで鉢に入れたあの土です。緑色の葉っぱが少しずつ増えて、スリット鉢のフチのあたりまで枝が伸びてきました。
【8月半ば現在】土の表面が見えにくくなるボリュームに!

そしてこれが、現在の姿です。 上から見ると、あんなに見えていたスリット鉢の土が、増えた葉っぱで隠れて見えにくくなっています。横から見ても、鉢のフチを越えて、少しずつふっくらとした形になりつつあります。 数ヶ月でここまで着実に育ってくれたことが、とても嬉しいです。
ド素人のお世話でも、なぜここまで育ったのか?
私たち夫婦は、園芸に関しては初心者です。 使っている道具も、家にあったじょうろやブリキのバケツ、ミニスコップ、それにダイソーで買ったハサミくらいです。
それなのに、なぜここまで順調に育ってくれたのでしょうか。 本を読んだり調べたりしてきた知識と照らし合わせて、自分たちなりに理由を分析してみました。
理由①:そもそも「グロッソ」は成長が早い品種
一番の理由は、品種選びにあったと思います。 私たちが選んだ「グロッソ」という品種は、成長が早く、株が横に広がる性質を持っています。 さらに、日本の高温多湿な夏にも比較的耐えられる性質があるため、特別な設備がなくても、持ち前の力で育ってくれたのだと思います。
理由②:思い切って「摘心(ピンチ)」をした効果
お世話の中で、勇気を出して行った作業が「摘心(ピンチ)」です。 春先から初夏にかけて、せっかく伸びてきたお花の蕾を、ダイソーのハサミで切り落としました。
花を咲かせることにエネルギーを使わせず、「今は根っこや葉っぱを大きくすることに専念してもらう」という目的で行ったものです。この作業が、現在の葉っぱのボリュームに繋がったのだと思います。 あの時、お花を見たい気持ちを我慢した甲斐がありました。
理由③:「すのこ」と「スリット鉢」による環境づくり
そして、ラベンダーが苦手な「蒸れ」を防ぐ環境づくりも良かったのだと思います。
- 通気性と水はけの良い「スリット鉢」を使ったこと。
- 鉢を地面に直置きせず、「すのこ」の上に置いて風の通り道を作ったこと。
- 土の中がしっかり乾いて鉢が軽くなったのを確認してから、じょうろでたっぷり水をあげる「メリハリのある水やり」をしたこと。
この「ラベンダーの性格に合わせた基本の環境づくり」を徹底したことが、夏の厳しい暑さの中でも元気に育ってくれている要因だと感じています。
初心者におすすめしたい「定点観測」のすすめ
今回の動画作りを通して、ラベンダー栽培を始めたばかりの初心者の方に、おすすめしたいことがあります。 それは、「最初の頃の写真を撮っておくこと」、できれば「定期的に同じ角度から動画や写真を撮って記録を残すこと」です。
成長の記録は続けるためのモチベーションになる
植物のお世話は、毎日の地道な作業の積み重ねです。 目に見える変化が少ない日々に、「水やりはこれで合っているのかな」と不安になることもあります。
でも、数ヶ月経ってから過去の記録と見比べた時、「毎日見てると気づかないけど、ちゃんと成長してるんだな」という事実が、安心感を与えてくれます。 「自分たちのお世話の仕方は間違っていなかった」と答え合わせができる喜びは、これからの栽培生活におけるモチベーションになります。スマートフォンで一枚撮っておくだけでも十分ですので、ぜひ記録を残してみてください。
おわりに:10年後の畑に向けて
今回は、我が家のラベンダー達の成長記録をお届けしました。
「10年かけてラベンダー畑を作る」と計画を立てたものの、内心は「最初の夏を越せずに枯らしてしまうかもしれない」と不安もありました。 でも、すのこの上で着実に葉っぱを増やしてくれた5鉢の姿を見て、「私たちでもやれるかもしれない」と少し自信を持つことができました。
もちろん、相手は自然の植物ですから、これから先も病気や害虫、冬の厳しい寒さなど、乗り越えなければならないことはたくさんあるはずです。10年計画は、まだ始まったばかりです。
それでも、この「成長の喜び」を大切にして、明日の朝もまた、じょうろを傾けたいと思います。
少しずつ大きくなっていく相棒たちと、不器用な夫婦の10年計画。 これからもこのブログとYouTubeで記録を残していきますので、一緒に楽しんで見守っていただけると嬉しいです。

コメント