10年後のイメージが湧かないので、実物を見に行く
ラベンダーを育て始めてから数日。毎朝起きて土の乾き具合を見て、鉢を持ち上げて重さを確認し、水をやる。まだまだ慣れない・・・
ただ、「これを10年かけてラベンダー畑にする」と思っていても、正直なところ想像していますが、全然どんな感じ?と画面の向こうの風景でしかない感じです。 今うちにあるのは、100円ショップのすのこの上に並べた数個のスリット鉢。これが10年後にどうなるのか、どれくらいの場所をとって、どんな景色になるのか。ネットで写真を検索しても、いまいちスケール感が掴めません。
このままイメージが湧かない状態で続けるのは厳しいなと思ったので、自分たちの最終目標になる景色を実際に見てみることにしました。 向かったのは、山形県山辺町にある玉虫沼農村公園「かおりの広場」です。ネットニュースを見て、日帰りではちょっと厳しいけど行けないわけではないし、ちょうどラベンダーが見頃だと聞いたので、視察も兼ねて少し遠出をしてきました。
プロの畑は、匂いもサイズも全然違った
山辺町に向かう車の中では「ただ花がたくさん並んでるだけだろう」と少し軽く考えていたんですが、駐車場に着いて車を降りた瞬間に、それが間違いだったと気づきました。
まだ畑を見てもいないのに、風に乗ってすごいラベンダーの匂いが飛んできたんです。うちのベランダで、小さな葉っぱを指でこすった時に少しだけする匂いとは強さが全然違いました。
そのまま歩いていくと、緩やかな斜面一面に紫色のラベンダー畑が広がっていました。

一つ一つの株が信じられないくらい大きくて、こんもりとしたドーム状に育っています。うちのすのこの上にあるひょろっとした苗とは、もはや別の植物みたいでした。「やっぱりプロが作るとスケールが違うな」と、ただ感心するしかありません。
防草シートと木のようになった茎を見てビビる
ただ「綺麗だな」と眺めて帰るだけなら観光と同じなので、ド素人なりにプロの畑がどうなっているのか観察してみました。
まず、地面は一面真っ黒な防草シートで覆われています。これだけ広ければ草むしりなんてやってられないでしょうから、必須なんだと思います。 それと、平らな場所ではなく「若干斜面」に植えられていること。ラベンダーは水はけが命なので、雨が降っても水が下に流れていくように?、地形ごと利用しているんだろうと仮定し納得しました。うちが鉢の下にすのこを敷いて喜んでいるのとは規模が違います。

一番驚いたのは、株の根元です。防草シートの穴から出ている茎が、草ではなく完全に「木」みたいに太くて茶色くなっていました。
この木のようになった太い根元を見た時、「これを枯らさずに維持するって、相当しんどいぞ…」と急に現実を突きつけられました。冬の寒さや夏の暑さを越えて、この太さになるまで毎日環境を管理する。10年計画って口で言うのは簡単ですが、実際にやるのはかなり泥臭い作業の連続なんだろうなと、少し足がすくみました。
次回、ド素人が限界まで摘み取る
現実の厳しさにビビりつつも、「いつかうちの庭もこんな風にしたい」という明確な目標のイメージが持てたのは良かったです。遠くまで見に来た甲斐はありました。
さて、このかおりの広場ですが、景色を見るだけではなく、実際にハサミを持って畑に入り「摘み取り体験」ができます。
次回・後編では、動画にもある通り、ド素人の私たちがラベンダーを摘み取ってきた体験記を書きます。

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