500円で道具を借りて、初めての収穫体験
※山形県山辺町の玉虫沼農村公園「かおりの広場」で、プロが作ったラベンダー畑の広大さに圧倒された前編の続きです。
山形県山辺町の玉虫沼農村公園「かおりの広場」。この公園の良いところは、景色を見るだけでなく受付で500円を払うと「摘み取り体験」ができることです。お金を払うと、ハサミ、金属のリング、輪ゴムを貸してくれて、「自由に摘み取って持ち帰ってどうぞ」と説明されます。

畑には、色が濃くて背が低めの「ヒッドコート」と、私たちが家で育てているのと同じ、香りが強くて茎が長い「グロッソ」の2種類が咲いていました。

私たちが収穫の目当てにしたのは、もちろん「グロッソ」です。
リングの限界まで詰め込むこともできましたが、今回はおよそ40本ほど、直径5センチくらいの束になる量を摘み取りました。リングの容量でいうと、だいたい3分の1くらいの量です。
本数は控えめですが、少しでも曲がっているものは避け、ひたすら真っ直ぐで綺麗な茎だけを厳選し、
新芽を切らないように慎重に(来年花が咲かなくなっちゃう)切り取りました。
うちの苗と同じ「グロッソ」と初めての「ヒッドコート」
色が濃く、とっても綺麗なヒッドコートも気になったんですが、持帰ったヒッドコートは10本くらいかな?多めに持ち帰ったのはグロッソ。わざわざ遠くまで来て、なぜ家にあるのと同じ品種を多めに選んだのには実は理由があります。
私たちは「ラベンダー畑を作る」ことだけでなく、将来的にはそこで育ったラベンダーを使って、匂い袋などの商品を作ってみたいと考えています。
でも、いざ10年後にラベンダーが収穫できた時になって「さて、どうやって加工しよう?」と調べ始めているようでは、せっかく育てた花をダメにしてしまうかもしれません。
だから今のうちに、将来うちの畑で採れるであろうグロッソを使って、実際に試作品を作る「練習」をしておきたかったんです。今回持ち帰ったラベンダーは、その試作の練習用としてちょうどいい、実際にグロッソを加工してみることが出来る!と考えたわけです。
その1 ラベンダースティック作ってみた!
帰りの車内が香りで充満。幸せな香りを堪能しながら持ち帰ったラベンダー、グロッソを中心に使って、さっそく初めての加工に挑戦しました。リボンで編み込んで香りを包み込む「ラベンダースティック(バンドルズ)」です。作ってみるのはもちろん妻。夫の私は不器用なので苦手です・・・
妻曰く、作ってみて分かったのですが、これは収穫したばかりの「生の状態」でやらないと失敗します。乾燥してからだと茎がポキッと折れてしまって、上手く編み込めないようです。
では早速作り方を!
※作成過程を撮り忘れちゃいました、なのでAIで画像生成してみました。
①ラベンダーを束ねる
花の頭を綺麗に揃えて、茎の真っ直ぐなラベンダーを「13本」選んで束ねます。
輪ゴムや細い糸などでぐるぐる巻くとやりやすいです!長い茎などはそろえて切りましたがあえて同じ長さに揃えずちょっと上下にずらして茎を束ねてます。ここでの作業がラベンダースティックの頭になり、形が決まります!
初めてなので何となくのイメージでした。
※今回のコツ: 今回は13本にしました。特に本数はいくつでも良いのですが、「奇数」にした方が編み込みがやりやすいようです。今回は一輪挿しに入るくらいのサイズを目安にしたので13本です!

②花の付け根から茎を折り曲げる
束ねた結び目のすぐ下(花の付け根あたり)から、花全体を包み込むように、茎を1本ずつ下に向かって慎重に折り曲げていきます。鳥かごを作るようなイメージです。

③ リボンを編み込んでいく
折り曲げた茎と茎の間に、幅1cmくらいのリボンを通していきます。「茎の上、茎の下、茎の上…」と順番に互い違いになるように編み込みます。奇数なので、2周目に入ると自然と上下が入れ替わって、綺麗な市松模様になっていきます。
※注意:巻いた方と反対側のリボンは、半分まで巻き進めたら、ラベンダーの穂の中に「グッと」押し込み、茎の端の方へ流しましょう。巻いた方と反対に巻いて結びます。頭が出来上がった時に余裕があるように長めにしておきましょう!

④完成
花と茎を一緒に編み込み、花が完全にリボンで隠れるところまで編んだら、最後にリボンをきつく結びます。余った茎の長さをハサミで切り揃えれば出来上がりです。

その2 サシェ作ってみた!
次に作ったのが「サシェ(匂い袋)」
スティックとは違って、サシェは袋に密閉するので、生のまま入れると確実にカビてしまいます。そのため、残りのヒッドコートは数日間、風通しの良い日陰に逆さに吊るして、完全にドライフラワーの状態にしてから使いました。
では、作り方は👇
※こっちも作成過程を撮り忘れちゃいました、なのでAIで画像生成してみました。
①ドライフラワーから花を外す
乾燥してカリカリになった茎から、花の部分だけを手でポロポロと外していきます。乾燥していると簡単に外れますが、この作業中も部屋中がすごい香りに包まれます。

②袋にラベンダーを詰める
今回は、手元にあった「7センチ四方」の小さな袋を使いました。量りを使って、外した花を5グラムほど入れます。5グラムと聞くと少なく感じますが、乾燥して軽くなっているので、7センチの袋に入れると中身は結構パンパン。ラベンダーの香りに酔いしれながら楽しく詰め込みました!

③口を閉じて完成
細かい花がこぼれ出ないように、袋の口をリボンでしっかりと縛れば完成です。

袋を軽く揉むだけで、ラベンダーの香りが「ほわ」っと!香りが弱くなっても軽く揉むだけでスッとするような強い香りがいつでも復活します。「グロッソ」はラベンダーの中でも特に香りの強い品種のようで、あっという間に部屋中に香りが広がります。
クローゼットや靴箱、車の芳香剤として使用するのにぴったりの物ができました(^▽^)/
「育てる」と「作る」の両方を少しずつ
今回、持ち帰った本数は合計約40本。スティックとサシェを作ってみて、気づいたことがあります。
それは、ラベンダーを枯らさずに育てる苦労と、そこから何かを作る苦労は、まったく別のものだということです。
今はまだ、すのこの上の小さな苗の土が乾いたかどうかで一喜一憂しているレベルのド素人です。
でも、10年後には自分たちで育てたラベンダーで、このサシェやスティックをたくさん作るというはっきりした目標が見えました。そして、自分たちの作ったラベンダーでいろんな方々が楽しんでほしいなぁなんて事も思うようになりました。
👇👇👇👇👇今回参考にさせていただいた書籍👇👇👇👇👇
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| ココロとカラダを癒す ハーブを楽しむ暮らしのレシピ (著者:フローレンス めぐみ ) | https://amzn.to/4vlZRZk |
プロの畑を見て刺激をもらい、実際に手を動かして加工の練習(妻が)もできたので、今回の遠征は大成功だったと思います。明日からのラベンダーとの向き合い方も、少しだけ気持ちが変わるような気がしています。

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